ゲーム実況で使っている機材の紹介

ゴノヘマティ王国の国技はゲームと水樹奈々のライブ観戦なのだが、ゲーム実況配信で通年よく聞かれる内容をちょっと書いておこう。

どうやってゲーム実況動画を撮ってるの?

そもそもガチではじめたわけではなく、なんとなくやってみたのがきっかけではあった。

PS4の単体機能やiOSの録画機能だけでキャプチャーしていたのだが、XboxやSwitchでは録画時間が短くて、あまり実用的ではなかった。

なので、いまはまるっとゲーム動画を録画するために、いろんなものを組み合わせて映像や音声・チャットの音声をキャプチャーしている。

うちの場合、機材が一般的ではないのだが、ひととおり書く。

HDMIセレクター(4K/4系統)

だいぶ前に買ったので、似たような商品を貼っておく。

PS4、Xbox、Swicth、AppleTVの4つをつないで、アウトをいずれかに切り替えるのに使用している。基本的には最後にスイッチがオンになったものに自動選択されるが、リモコンで選ぶこともできる・

ゲーム機が多いひとは、4系統ではなく5系統や7系統でもいいかも知れない。

HDMIパラアウト

※買ったのは2018年なので、もっといいものが出ているかもしれない。

HDMIスイッチャーで選択されたHDMIを、さらに2つにパラアウトするために使用している。ひとつはサラウンドアンプにつながり、もうひとつはキャプチャーボードにつながっている。

ゲームキャプチャー機器

買ったのは2017年なので、4Kで撮るなら「AVT-C878 PLUS 4Kパススルー対応」のほうがいいかも知れない。

僕が使っているのは、AVerMedia Live Gamer Portable 2(4K非対応)。

HDMIの映像・音声を、パソコンまたはキャプチャーボード本体でキャプチャーするための機材。キャプチャーボード本体で録画もできるが、録画中の映像やボリュームが確認しにくいので、MacとUSBでつないで、QuickTimeかOBSでボリュームを確認しながら録画することが多い。

ヘッドセット

キングストン Kingston ゲーミング ヘッドセット HyperX Cloud Alpha HX-HSCA-RD。

コントローラーにつないで、PS4のボイスチャット機能を使って他プレイヤーの音声ごとミキシングしている。ミキシングした音声はPS4のHDMIから出るので、これをPS4単体やキャプチャーボードで録画するとボイスチャットありの動画が撮れる。

「HyperX Cloud Alpha」のいいところは、インラインオーディオコントロール(音量のコントロールやマイクのミュートが手元でできる)ことと、ヘッドセットマイクを外せるところだと思う。

んまぁ、なんとなくやってみたいというかたは、2,000〜3,000円台のものからはじめてもいいかも知れない。

マイク

マイクはSHUREのSM-58で、セミナー会場の有線マイクはだいたいこれ、というほどの定番マイク。

ボイスチャットを使用しないときは普通のマイクを使っている。

近接効果ですごく図太い声が取れるがアウトがXLRなので、標準シールドに変換するケーブルを買うか、XLR(キャノン)が使えるオーディオミキサーを挟んだ方が無難。

最初はポップガードをつけていたが、ちょっと圧迫感を感じたので、スポンジ状のウインドスクリーンに変えた。

なお、マイクスタンド(アーム)はこれ

マイクスタンドは好みの問題もあるけど、卓上タイプよりはアームタイプの方が自由度はあると思う。

ミキサー

Roland VR-3 / VR-4。

元々はビデオスイッチャーでネットライブ配信用に買ったのだが、ゲーム実況のときはオーディオミキサーとして使用している。

これにSH-58とPS4のオーディオをインプットして、フェーダーでボリュームを調整して、USB経由でMix Outした音をMacに送っている。

XLR(キャノン)やファントム電源にも対応しているので、レコーディング用のコンデンサーマイクも使うことができる。

最初はVR-3だったが、VR-4に買い換えたので、やろうと思えば4カメ切り替え配信とかできなくもない。しないけど。

ハンディレコーダー

Zoom H-6。LR+4chマルチトラック対応。ICレコーダーの業務用みたいなもの。そもそも仕事用に買ったもので、本来はフツーのICレコーダーで十分ではある。

ゲーム実況って絶叫して音声が割れてしまうことがあるので、いちおう予備でマイクとは別に録音している。

音が割れたところだけこのレコーダーの音声入れ替えるのだが、もともとあまり絶叫しないのと、ミキサーでリミッターをかけているので割れたことがあまりない。

最近は使わないことも多いのだが、音声だけ別トラックにしておきたい動画もあるので、臨機応変に使っている。

ゲーム機

書くまでもないと思うが、一応書いておく。

PlayStation 4(PS4)

僕は初代のPS4を使っているが、なぜか3台もある。

なんで3台もあるかというと、王国用のほかに事務所用のPS4をAmazonで買ったが、ついでにいろいろなものを買った際、間違ってカートに2回入れたのを気がつかずに発注してしまい、合計3台になってしまったのであった……

気づけよw

ちなみに、PS4は本体だけでゲーム動画が60分まで撮れてしまうので、PS4に対応したヘッドセットさえ買ってしまえばすぐにゲーム実況の録画や、なんとYouTube Liveへの配信までできてしまう。

なお、PS4は720p、PS4 Proは1080pに対応しているので、いま買うならPS4 Proのほうがいいと思う。

Xbox One S

Xboxにはぜんぜん興味がなかったのだが、PUBGを遊ぼうと思ったら当初はPCとXbox版しかなくて、勢いで買ってしまった。

現在はPS4にPUBGが出てしまったので、ほとんど起動していない。ハード自体は全然よい。

いま買うなら、Xbox One X(Sより高機能)がいいと思う。

Nintendo Switch

おもにベヨネッタが欲しくて買ったのだが、PS4がいそがしくてぜんぜんやってない。

AppleTV / iOS

普段はApple TVがつながっているが、iOSのゲームを撮るときはライトニングケーブルからHDMI出力を行うケーブルをつなぐことで、HDMIをキャプチャーできるようになる。

がしかし、iOSは標準でゲームやアプリの動画をキャプチャーできるようになったので、いまはあまりやらない。

というかスマホでゲームをしないことに決めたが大きい。

なぜかって?

うっかり課金しすぎちゃうからさ!w

まとめ

本当はもうちょっとこまかいものがあるんだけど、今回は割愛した。

映像の仕事もしているので、フツーなら持っていない機材が多い。

簡単にやるなら「PS4 Pro+ヘッドセット」がもっともシンプルで、それ以上になると急に難しくなる印象だ。

なので、ゲーム実況やゲーム動画に興味がある方は、PS4から試してみた方がいいと思う。

とまぁ、参考になれば幸いである。