個人の収支をコントロールする〜2019年7月版


こさか国王 語録
現代において「正解」はあまり意味をなさない。
なぜなら、問題そのものが刻一刻と変わっているからだ。

個人の収支をちゃんとするのは割と大変なのだが、会社を経営するのに比べると、個人の収支をコントロールするのは比較的容易だ。

というわけで、僕がどうしているのかをちょっと書いておこうと思う。

この順番でやるとわかりやすい

結論からいうと、「面倒くさい要素を消してからやる」のがベストだ。

順にみていこう。

①集計は面倒くさいので自動化する

お金の管理で一番面倒くさいところは、全体の集計を串刺しでおこなうところではないだろうか?

逆に集計さえ出ていれば、どこをどうしようかの判断はわりとすぐにできる。

こういうのは最近の「クラウド会計」を使うのが手っ取り早い。

僕は法人でマネーフォワードクラウドを使っているので、同じ会社の個人版のマネーフォワードMeを使っている。

マネーフォワードMeは毎月500円はかかるが、ほぼ自動取得で集計してくれる。

なおコツとしては、仕訳は細かくしないほうがいい。金額もだいたいでいい。

そうしないと、あとで面倒くさくなってしまうからだ。

②現金は面倒くさいので使用頻度をめっちゃ減らす

ほとんどの家計簿アプリで挫折する理由は「レシートを入力するのが面倒くさい」からである。

僕もそうだった。

しかし、いまの時代はどこのスーパーやコンビニでもクレジットカードや電子マネーは使える。

で、会計ソフトとクレジットカードを連動させると、使用履歴を取得して勝手に仕訳してくれる。

銀行もネットに対応していないところはないだろう。引き落としも自動で仕訳してくれる。

これを使わない手はない。

③固定費で削れるものがないか検討する

ここが本丸なのだが、みなさんそれなりに節約はしているだろうから、案外できることがない。

やるとしたら以下しかない。

(1)スマートフォンを格安SIMにする

僕は青森県に住んでいるので人口密度が少ない。なので、格安SIMに変えても「通勤時やお昼時の通信速度の低下」に関しては、都心部ほどネックになりづらい。

実際、この前ソフトバンクからUQモバイルに変えたのだが、気になるような速度低下は起きていない(UQだから下がっていない可能性はあるけど)

また、青森県民はクルマ通勤比率が高いから、運転中に動画やSNSはそもそも見ることができない(逮捕されるし)

というわけで、「人口密度」と「通勤形態」、このふたつの要因を考えると、格安SIMに変えやすいのは「地方のひと」ではないかと思う。

で、格安SIMに移行するとき、一番のネックは本体の割賦料金だよね。

僕のケース(ソフトバンク→UQ)で恐縮だが、割賦はそのまま月払いとなった(他のキャリアはわからないけど)

ちなみに、窓口にいけば分割ではなく一括払いにできるので、僕はあえて一括で払った。

iPhone XS Max……残債9万円(高いw)

スマホ代が高いというよりは、「最新iPhone高すぎ問題」はちょっと感じる。

なお、スマホゲームは課金しか道がないので絶対に禁止である。Switchも手軽すぎて時間を奪う。オススメはPS4 Proである。

ゲームはあえて立ち上げるのを「めんどくさく」しておいて、時間や支出を最小限に抑えるしくみを構築するのがかしこい。

(2)保険料を下げる

独身だったら、安い生命保険でもいいんじゃないだろうか。第○生命とかじゃなくて、県民共済の掛け捨てで月3,000円ぐらいでいいような気もする。

あと、地方のひとは、地味に下がる余地があるのは自動車保険だ。

一括見積が取れるネットサービスがあるので比べてみるといいよ。

ちなみに僕は30%ぐらい下がった。

なお、車両保険は絶対要らない。

(3)光熱費

水道光熱費はちょっとやっかいだ。電気はLED蛍光灯にしてみたり、マスターの電源をスイッチオフにできる電源タップにしてみたりはしたが、劇的に下がる方法はまだ見つけられないでいる。

また、青森の場合、冬の灯油代がハンパない。狭い部屋に移動して暖房効率を上げるか、ズボン下を履く以外の解決方法は見いだせないでいる。

灯油問題は「いっそ全部電気にする」というのはありかもしれない。安くはならないが「灯油を詰めるのが面倒くさい問題」はこれにて解決する。

(4)家の固定電話

これいる? 要らないよね。どうせあったってオレオレ詐欺か営業の電話しか来ない。

携帯電話あったら要らないでしょ。FAXは法人でもそうそう使わない。

やめなはれ。

ちょこっと儲かるようなことをいくつかやっておく

クレジットカードのポイントは地味に効果がある

僕は会社はオリコのビジネスカードかアメックスだが、個人はJALと楽天カードを使っている。

JALは地味にマイルがたまる。マイルのいいところは、旅行で飛行機に乗れることと、ポイントの流動性(他社のポイントに変換できる幅が広い)ところがいい。

また、楽天の関連サービスをよく使うひとは、楽天カードに集中させてもいい。楽天銀行+楽天スーパーローン+楽天証券とかいろいろ使うひとは、組み合わせによってはポイント5倍とかになったりする。

法人、または規模が小さくない個人事業主はそもそも支払金額が大きいので、クレジットカードのポイントがとんでもないスピードで貯まる。マイルなら年に数回は国内便往復がタダになるほどだ。余裕ができたらぜひ青森に遊びに来てほしい(案内しまっせ)

なお、法人カードは利用限度額の関係でゴールドカードでもいいかも知れないが、個人カードはゴールドにする必要は低いようにも思う(ドヤリングしたければどうぞ)

ブログにアフィリエイトを貼っておく

アドセンスはよほどのアクセスがない限り儲からない。月間30万PVはほしいが、うちのブログにそんなにアクセスはない。いっておくが、このブログは実にマニアックかつSEOをガン無視している。

なのでうちのブログは、ユーザーが多い「Amazonと楽天」のバナーだけブログに貼っておいて、おこぼれ的な収益を「ポイントでもらう」という、割とセコい戦略(ドサクサに紛れる)を取っている。

月数千ポイントにしかならないけどw

だが、僕の場合「ブログで生計を立てよう」とは1ミリも思っていなくて、普段のキャッシュアウトを減らせればいいかなーぐらいの弾力だから、目的はそれなりに果たしているともいえる。

楽天スーパーポイントは投資に使える

僕はAmazon派なんだけど、楽天スーパーポイントにはAmazonポイントにはない魅力がある。

楽天って、楽天銀行と楽天証券があるじゃん。

つまり楽天は「金融」を押さえている。

で、楽天スーパーポイントのすごいところは、なんと、楽天証券の投資にもポイントが使えるのである。

これ知ってた?(僕は最近知った)

なにがすごいって、現金を使わずに投資できることだ。

これがどれだけ「初心者の投資に体する敷居」を下げると思う? 

だいぶ下げていると思う。

ちなみに僕は、つみたてNISAやiDeCoはSBI証券、通常の投資は楽天証券と決めている。なお、SBI証券はTポイント、楽天証券は楽天スーパーポイントが貯まるしくみがあるのでうまく活用したい。

まぁ、とっつきやすいのは楽天証券かもしれない(このブログを読むひとは、楽天のIDを持ってる可能性が高いよね)

というわけで

まとめよう。

  • クラウド会計で集計を自動化(現金は面倒くさいので使用頻度を下げる)
  • 集計した固定費を見直す(特にスマホと保険、スマホゲーは禁止)
  • 浮いたお金で貯まるしくみを作っておく(クレカのポイント、アフィリエイト、ちょっとだけ投資)

僕はフィナンシャルプランナーでもないし投資の知識もない。

まぁ、初心者がやったらこれぐらいが限界ではある。

ところどころではあるが、あなたの参考になれば幸いだと思っている。

逆にもっと知っているひとはぜひ教えてほしい。

ただし

以下に注意されたし
パーキンソンの法則(Wikipediaより)
第1法則:仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
第2法則:支出の額は、収入の額に達するまで膨張する

似たようなことは以前にも書いたので、よかったらどうぞ。

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僕がお金や投資のことを考えるときはどんな感じなのかを書いてみた。若いひとにもわかるように書いたつもりではある。

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