車中泊やキャンプ、屋外イベントに便利!ポータブル電源を買ってみた!電力ひっ迫の節電対策にも!
みなさんは、モバイルバッテリーのごとく100Vの電源、つまりコンセントを持ち歩きたいと思ったことはないだろうか?
地震や台風でなにかと災害の多い日本において、コンセントを確保するのは重要だ。また、車中泊やキャンプ、屋外イベントでも一定のニーズがあることは想像がつく。
また、僕のようにスポーツのライブ配信とかをおこなっていると、屋外の会場で電源を取るのが難しいケースがある。
場合によってはエンジン型の発電機を使うこともあるが、あれはあれで音が大きすぎて、まわりの迷惑になってしまったり、実況解説のマイクでめっちゃ拾ってしまうことも多い。
ちなみに以前書いたエンジン式発電機の記事はこちら。
※この手の商品は入れ替わりや性能向上が著しいので、他のオススメなども参考にして探してみてください。
最近もう1台買い増したんだけど、パッケージがオシャレになった気がする。
メリット① 豊富な入出力
出力はAC 100Vコンセント、DV12、ジャンプスタート(バッテリーが上がった車のエンジンをまわす)、USBx2、シガーソケット出力の5WAYタイプ。
入力もコンセント、シガーソケット、ソーラー充電の3つが使える。
メリット② わりと低価格帯
いまみるとわりと低価格な部類に入っていると思う。
デメリットは?
やはりAmazonのレビュー欄だろうか。僕が買ったものはフツーに動いているが、そうでもないひとも一定数いるようだ。
こんな用途に:グラウンドのど真ん中からネットライブ配信
仕事でサッカーの試合をライブ配信したのだが、グラウンドが陸上競技場のトラックの内側で、100Vの電源を引っ張ろうにも遠すぎたことがあった。
エンジン式の発電機は持っていたが、あれはあれでめっちゃ音が大きいので、観戦者が多いところでは使うのに気が引ける。さいわいカメラやPCはバッテリーでも動くが、ミキサーやマイクまわりの電源がない… というシチュエーションで、このポータブル電源「suaoki ポータブル電源 PS5B」を使用した。ちなみにノートPCはMBP13、AVミキサーはRoland VR-4HDで、カメラはバッテリー運用で切り抜けた。試合は1時間に満たなかったのだが、おそらく3〜4時間は動かせたと思う。 なお、ポータブル電源のスペック的には400Whだが、100Vのコンセントは300Wまでである。あまり高出力なものはつなげないので注意されたい。 ちなみに、宇宙戦艦ヤマト2202の超合金魂と並べてみた(特に意味はない) ## (2)JVCケンウッド BN-RB6-C(Jackery Tuned by JVC) 2019年10月23日に届いたばかりでまだ実践配備したことはないが、スペック的にはこっちがメインになる機会が増えそうだ。独自の安全基準による検証を実施した国内品質 「Tuned by JVC」モデル。安全性高いリチウムバッテリーを採用し、バッテリーのエネルギー効率を最適化した同時、バッテリー寿命の延長も実現しました。また、BMS(バッテリーマネージメントシステム)により電圧や温度を適切に管理し、過充電および過放電を防止し、高い安全性を実現しました。
メリット①高出力500Wh
あくまでもスペック値であるが、500Whまで対応をうたっている。これぐらいの出力があれば、ちょっとlm(ルーメン)の高いプロジェクター(300Wとか)をつないでもどうにかなるかと思う(あくまでもW数が足りればの話だが)
メリット②シンプル
suaoki PS5Bは入出力が多彩だが、そんなに要らないというひとも多いだろう。それに比べるとBN-RB6-Cは入出力が非常にシンプルだ。一般のひとならコンセントから充電できて、使用時に100Vの電源を取り出せれば十分だというひとも多いだろう。
メリット③JVCケンウッドというブランド感
もとの商品はJackery(中国)だと思うが、輸入事業者は株式会社JVCケンウッドである。「Tuned by JVC」の刻印には安心感があり、実際保証書もしっかりしていた。
ちなみにこの記事を書いた時点では、国内家電メーカーが手がける唯一のポータブル電源でもある。
デメリット:少々お高い
2019年10月23日現在、suaokiのPS5BがAmazonで39,800円&3,000円オフのクーポンが使えるのに対して、BN-RB6-Cは本サイトの予約販売で買ったので、税込み71,280円であった。
容量や出力が違うので値段だけを比べるのはおかしいが、試しに買ってみようかな?と思える金額なのはsuaokiのほうだと思う。
ただ、こう見ると日本の会社名が入っているだけでずいぶんと安心感が違う。
こんな用途に:空きテナントで開催されるイベントの電源
長期間空き状態のテナントは電気の契約を切ってあることも多く、そもそも電気がない。そこで開催されるイベント1日のために電気を契約するのも手間だし、おそらく権利まわりも面倒くさい。そんなときに自在に設置撤去できるポータブル電源があると重宝する。
また、イベントでプロジェクターなどを使う場合、suaokiの300Whだと「足りなかったらどうしよう」と感じるのではないだろうか。プロジェクターを使うということはパソコンも使うわけで、両方の電力をあわせるとよけいに心配になってくる。
こういうケースでは、別途BN-RB6-Cがあれば500Wh分の出力を分散できる。パソコンやPAはsuaokiの300Wに収めておいて、プロジェクターはBN-RB6-Cの500Wで足りるようにすればOKだ。
なお、プロジェクションマッピングに使うような高出力のプロジェクターはポータブル電源ではムリなので注意が必要だ。
というわけで
相変わらず何屋だよみたいな記事だが、以下に比較表を置いておくので参考にしていただきたい。
製品名 | suaoki PS5B | JVCケンウッド BN-RB6-C(Jackery Tuned by JVC) |
出力 | 400W(100Vは300Wまで) | 500W(ピーク時1,000W) |
容量 | 120,000mA/400Wh | 174,000mA/626Wh |
重量 | 5.6kg | 6.3kg |
入力 | AC100V、DC12V/24V、ソーラーパネル(最大10A/14〜40V) | AC100V、DC12V |
出力 | 100Vコンセントx2(300W)、USBx4(5V/最大3.5A)、DC12Vx1、シガーソケット出力x1、ジャンプスタート | 100Vコンセントx2(500W)、USBx4(5V/2.4A)、DC12Vx2、シガーソケット出力x1 |
リンク
※この手の商品は入れ替わりや性能向上が著しいので、他のオススメなども参考にして探してみてください。
独自の安全基準による検証を実施した国内品質 「Tuned by JVC」モデル。安全性高いリチウムバッテリーを採用し、バッテリーのエネルギー効率を最適化した同時、バッテリー寿命の延長も実現しました。また、BMS(バッテリーマネージメントシステム)により電圧や温度を適切に管理し、過充電および過放電を防止し、高い安全性を実現しました。