確定申告をe-Taxでやってみた(Mac環境+ICカードリーダー)
以前は個人事業主だった僕だが、現在は法人化したので青色申告の必要はなくなった。
いわゆるサラリーマンと同じで、年末調整→必要であれば確定申告、という流れでOKだ。
だが、去年は歯の治療を一気におこなったので、医療費がハンパなかった。
となると、ニッポン国さまにお収めたお税金をぜひぜひご還付いただきたい所存である。
しかもネタ的にも、今年こそはe-Taxで確定申告を済ませたい。
というわけでやってみた(やるんかいw)
確定申告をe-Taxでやってみる:準備するもの
スマホで申告する場合、一部の機種ならマイナンバーカードをかざすだけでOKだそうだ。
僕の場合はパソコンで申告するので、以下のものが必要だ。
- パソコン
- ICカードリーダー
- マイナンバーカード
うむ、1と2はいいだろう。問題は3だ。
紙でできた「マイナンバー通知カード」ではなく、顔写真とICチップがついたプラスチックの「マイナンバーカード」が必要である。
フツーに暮らしていたらまぁ持ってないわなこれw
僕はたまたま去年取得していたからいいけど。
ICカードリーダーをセットアップする
AmazonでサンワサプライのICカードリーダーを買ってきた。
パソコンで確定申告ができる! マイナンバーカード(個人番号カード)に対応した接触型ICカードリーダー。公的個人認証サービスに対応しています。PCセキュリティシステムや電子申告など行政サービス(国税電子申告・納税システムe-Tax、地方税電子手続きなど)が可能です。
(↓いまだったらこっちかな)
マイナンバーに対応した接触型ICカードリーダーです。公的個人認証サービスに対応しています。パソコンセキュリティシステムや電子申告等行政サービス(国税電子申告・納税システムe-Tax、地方税電子手続きなど)が可能です。ISO規格の接触型ICカードに対応 、ISO/IEC 7816規格(T=0)に準拠した接触型ICカードに対応しています。
オシャレな「非接触型」にしようとも思ったが、年に1〜2回しか使わない感が満載だったので、接触型でも別に問題はない。
ドライバーをインストールする必要があるが、ここはカンタンだから割愛。
e-Taxの利用登録をする。
e-Taxを使うためには、ICカードリーダーやマイナンバーカードも必要だが、利用者識別番号というものを取得する必要がある。
そのためには、なにやら専用のアプリをインストールするようである。
インストーラーを実行しようとしたら、さっそくセキュリティに引っかかる。
ただこれはMacあるあるでもある。
設定>セキュリティとプライバシーで以下のようにしよう。
OK、インストールできた。
アプリを実行する
がしかし、さきほどインストールしたアプリがどこにもない…
最終的には見つけたが、
ねぇ、どこにあったと思う?
Safariの機能拡張のなかにあった。
いやここかよwww
最終的にはe-Tax、No.1、No.2の3つの拡張機能にチェックを入れておかないと、ひととおり実行できない。
いや、よくよく読めば説明に書いてあるのだが、だいぶイレギュラーな展開である。
動いてしまえばあとはカンタン
最初に利用者識別番号が取れれば、あとは似たようなパターンで進むからわかるだろう。
ちなみに、医療費控除をするひとは、事前にエクセルのテンプレートに入力しなければならない。
ここにある。
なお、ふるさと納税などもここで申告できる。
今年は北海道森町のカニだった。関係ないけど。
ついに送信完了!!
やっと送信できた。ちなみに1月31日のことである。
まだのひとは早めに片付けちゃうといい。
こさか国王はいくら還付されるのか?!
にしても、これだけ手間がかかったのだ。
きっとたくさん還付金があるに違いない!!
いくらや?!
はぁぁぁっっっ?
前から感じてはいたが、
税金系の還付って求められるリテラシーが高い割にはリターンがショボすぎて涙が出る。
といっても、所得税は累進課税。
そもそもたくさん稼いでいないひとはたくさん納税していないわけで、よって還付金がショボいのは、まぁそういうことである。
e-Taxによる申告は、IT系の仕事をしているひとならクリアしておきたい要素ではある。
なぜかというと、IT系はフリーランス化したり副業しやすい環境にあるので、いずれ高い確率で自分で確定申告や青色申告をする羽目になる。
だから事前に税金まわりは経験しておいた方がいいのである。
というわけで、百聞は一見にしかず。
自分でやってみることをオススメする。