ホームシアターシステムがお買い時な3つの理由と、実際の設置・利用風景(HTP-S767)
この記事の続きである。
ムダにエロリラックスできる部屋を目指し、Yogiboのクッションを買ってゴロゴロしながらHuluやNetflixをみていたわけだが、わりとアッサリ追加オプションがほしくなってしまった。
人間、欲深いものである。
部屋で映画をみながらゴロゴロするといったら、アレである。
というわけで届いた
写真①:僕のAmazon購入履歴のなかではダントツに大きい箱が届いた
写真②:ツイッターで「オリエント工業でしょ?」って言われたが、違うわw
これはホームシアターシステム(サラウンドスピーカーセット)である。
2018.12.8追記
いまだったらこっちかな
写真③:パイオニア HTP-S767 5.1chサラウンドシステム、オーディオ/ビデオアンプサブウーファー
実は4Kテレビの購入も考えたのだが、どうにもいま4Kを買うのはややこしい。理由は以下である。
- 2018年にようやっと「BS」で4K・8Kの放送を開始予定。
- BSアンテナも4K対応が必要っぽい。
- そもそも民放は当分4Kに対応しない。
ちなみに、「4Kテレビ」と「4K対応テレビ」は違ったりする。まことにややこしい。その辺はこちらのサイトが詳しい。
で、なぜいまホームシアターか?
理由はいろいろとある。
僕が4Kテレビではなくホームシアターシステムを選んだ理由
1.スピーカー系の技術は(ある意味)枯れている
これに尽きる。4Kとか8Kはない。アンプから2芯のケーブルでつなぐだけだ。
しかも最近、PA・スピーカー関連の価格がミョーに安い。一昔前なら「ホームシアターシステムなんて10万円オーバーでしょ?」と思っていたのだが、いま見たら「えっ?!」ていうぐらい安い。
とくに5.1chが安い。
ほかにも7.1chとかあるし、8Kがはじまるころには22.2chとか出てくるんだけど、そんなもんどうやって家に置けばいいのか途方に暮れる。一般家庭では難しいような気がする。
脅威の22.2chマルチチャンネル音響、8K(スーパーハイビジョン)がすごいのは画質だけじゃない!
来年、2016年から試験放送が実施される8K(スーパーハイビジョン)は現在のフルハイビジョンの16倍の解像度(横:7,680×縦:4,320)をもつ超高精細な次世代放送です。この8K、何かと画質ばかりに注目が集まっていますが、実は音響面も画
4k8ktv.jp
というわけで、「いまは5.1chでいいじゃん」という結論にいたった。
ちなみに、Netflix、AmazonVideo、U-NEXTは5.1chに対応している作品もある(全部じゃないけど)。Huluはステレオのみっぽい。
2.最近のホームシアターシステムはスマホに対応している
最近のホームシアターシステムは、Bluetoothで簡単にペアリングできるようになっている。だからスマホの音を簡単にスピーカーに出せる。
システムによっては、高音質コーデックである「apt-X/AAC」に対応しているものもある。ちなみに、iPhone7はapt-X/AACに対応していない(Androidは結構対応している)
でも、僕はそのへんはあまり気にしていない。帰宅したらサッとペアリングをすませて、サブウーハー付きのオーディオでドンドコ聞ければ満足である。
まぁ、Apple TVをお持ちのかたはそっちからドンドコ出せばいいんだけど、Bluetoothならゲームの音までドンドコ出せるんだからサイコーである。
3.ARC対応になった
ARC = 「Audio Return Channel」。
PS4やApple TVなんかをテレビにつないでいるひとは知っているかもしれない。
すごく簡単に言うと、HDMIでつなぐといろいろラクになるやつである(雑)
たとえば、Apple TVのリモコンのボリュームを上げ下げすると、実際にはテレビのボリュームが上げ下げされるようなやつである(説明しにくいなーこれ)
ちなみに、TV - ホームシアター - Apple TVをARC対応のHDMI 1本でつないでいる状態で、Apple TVのリモコンのボリュームを上げ下げすると、テレビではなくホームシアターのアンプのボリュームが変わるし、テレビを見ているときはテレビのリモコンでホームシアターのボリュームが変わる。
このへんの挙動はCEC(Consumer Electronics Control)も関係しているので、お手持ちの機材が動くかどうかは、自分で確認が必要である。
僕がホームシアターを選んだ理由(番外)
以上、おもな理由は3つだが、僕の場合、さらに理由が2つある。
4.田舎は5.1chサラウンドスピーカーが余裕で置ける
うちは田舎なので家がムダに広い。つまり部屋もムダに広い。だから5.1chサラウンド(リアスピーカーあり)を置いてもスペース上問題ない。
僕の場合、テレビの対面にベッドを置いたので、配置的にはちょうど「枕元の左右にリアスピーカー」がくる感じである。
位置的にもいいし、リビングのソファーに置くのに比べたらずいぶんと収まりがいいと思う(リアスピーカーが邪魔にならない)
5.田舎は音を出しても(そんなに)怒られない
うちは近隣住宅と距離が離れている。なので、家でドカスカ音を出しても苦情が来にくい。
ウーファーの重低音は特に遠くまで届いてしまうが(遠くの花火の打ち上げ音が低音だけドンドンと聞こえるのと同じ)、うちは距離的にあまり問題ない。
都心のマンションやアパートではこうはいかないかも知れないが、まぁこのへんは田舎の特権である。
ホームシアターを組み立てる!
写真④:外箱から取り出しても結構な大きさ。
写真⑤:このままでは2階に運べないのでバラして運搬。
写真⑥:フロント・リアスピーカーを組み立てる。
写真⑦:結合部はねじ止め。ポール状にせず壁に固定することも可。
写真⑧:アンプ+サブウーファーとセンタースピーカー。
写真⑨:できてきたぞ!
写真⑩:AVラックにアンプ・サブウーファーをマウント。寸法は測ってあったけど、ギリギリOK。
写真⑪:アンプのリア。ここからスピーカーコードでワイヤリング。
俺々ホームシアター、完成!!
さっそくApple TV経由でiTunesから音楽を出してみるぞ!!
ファーーーーーー!!完璧や!!
和楽器バンドの太鼓の重低音パねぇ!!
ドンドコドンドコ
(ノ゚▽゚)ノ
続いて水樹奈々さまライブ映像を出してみよう。
むっはーーーーーーーー!
えったーなるぶれーいず!
\(^o^)/
Foooooo
これははかどる!!!
感想
ホームシアターは初めて買ったので、この製品の音がよいかどうかは正直よくわからない。もちろん値段に糸目をつけなければもっと高いほうがいいんだろうけど。
今回一番感じたことは、5.1chがどうのこうのというよりは、やっぱりサブウーファーの低音があるだけで、音の厚みが全然違うということだ。
NetflixやAmazonビデオ、Huluあたりを使っているひとは、サブウーファーのあるホームシアターにするだけでも、作品の迫力がぜんぜん変わると思う。
あと、意外と便利なのはBluetoothでスマホの音を出せるところ。一度ペアリングしてしまえば簡単にアンプから出せる。iTunesのライブラリやApple Musicを使っているひとは、ミュージックライフがはかどること受け合いだ。
でも、お高いんでしょう?
そう思うでしょ?
でも、高かったら僕も買ってないんだよね。
お値段なんと!
2018.12.8追記
いまだったらこっちかな
安くないすかコレ。安くないすかコレ。
いっときのサラウンドシステムの値段を知っているひとからみたら、なんだかポカーンである。
これなら食指が動くひともいるのではないだろうか←動いたひと
価格がこなれつつある4Kテレビもいいけど、4Kはまだ価格が下がるかもしれない。だったらいまはホームシアターという選択肢もあると思った。
なお、5.1chでは大げさ・場所を取り過ぎるというかたは、こっちでもいいかも知れない。
最近のテレビは薄型なので、なにか手を打たない限り音がイマイチになりやすい。なので、簡易的なホームシアターの導入でも、音のレベルアップは十分に期待できる可能性がある。
お試しあれ。
おすすめ商品
なお、PS4ならブルーレイやNetflix、Huluの視聴も可能。ゲームも5.1chサラウンドでできるよ!余裕があるひとはPlayStation 4 Proのほうがいいかも。
AppleびいきなかたはApple TVで決まりだと思う。iPhoneとの連携がスムーズ。
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今回買った商品:パイオニア HTP-S767(製品ページ)
HTP-S767[商品特長] | リアル5.1chサラウンドタイプ | ホームシアターシステム | パイオニア
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