Premiereのレンダラー「Metal」と「OpenCL」はどっちが速いのか調べてみる
やーやーやー。
ぽっくりPOKKURI、ブログの更新が途絶えてしまったが、転生したら極めてノーマルキャラだった小坂である(チート性能なしかよw)
久しぶりに映像の仕事をしたのだが、Adobe Premiereの書き出しのときにふと思ったことがあったのでメモ。
Premiereの書き出しのキューにあるさ、
「レンダラー」ってあるやん。
これ、GPUアクセラレーションが2種類あるけど、どっちがいいのだろうか?
MetallとOPEN CL
くわしくは以下の記事に譲るが、ようするにApple的にはMetalに移行したいっぽい。
アップルがmacOS 10.14 MojaveでOpenGL /GL ES、OpenCLを非推奨化。Metalへの移行推奨 - Engadget 日本版
で、映像の書き出しや重いエフェクト(フリッカー削除とか)は非常に時間がかかるので、ちょっとした違いでもトータルにかかる時間が変わってくる。
仕上がりが同じなら処理が速いほうが非常に助かる。
というわけで、この前仕事で撮ったアイスホッケーの動画1分間を、それぞれMetalとOpen CLで書き出して所用時間を計測してみた。
Metal
おおよそ35秒。いやー、最新技術は速いな!
Open CL
え、28〜29秒。古いほうが速いのかw
まぁ、枯れてる技術のほうが速いものって結構あるからね。
というわけで
MetalとOpen CL。
僕のPremiereの書き出し環境化(MBP15/i7 2.8GHz/NVIDIA GeForce GT 750M/16GB RAM/1TB SSD)ではOpen CLのほうが速かった。
でもこれ、マシンや環境、使用エフェクトによってだいぶ異なる気がする。
気になったかたは各自計測してみるのがおすすめ。